専門学校の採用活動。
大卒向け媒体より自社ページが効く理由

- 専門学校の就職は「学校の就職サイト」と「先生への相談」で動く
- 大卒向け媒体の住所検索は「地元から通える」探し方に強くない
- 各学校に求人票を出し、そこから自社の採用ページへ誘導する
「専門学校からの採用を強化したいのですが、大卒向けの就職媒体にも掲載したほうが良いでしょうか」
ある企業との採用定例ミーティングで、このようなご相談を受けました。
私の見立てはこうです。「エントリー機能がないと応募につながりません。かといってエントリー機能込みのプランでは、費用対効果の面でオーバースペックになります。大卒向け媒体を使うより、各学校の就職サイトに求人票を載せ、そこから自社の採用ページへ誘導する方が筋が良いです」
※実際の打ち合わせをもとに、会社が特定されないよう一部を変えています。
専門学校生の就職活動は、大卒向けの媒体を中心とした動きとは異なります。彼らの探し方に合わせて情報の置き方を整えることが、予算を無駄にせず応募へつなげる一歩になります。
専門学校生の就職活動ルート
専門学校生の就職活動は、「キャリアセンター」を起点として進みます。
具体的には、まず学校のキャリアセンターや、学校独自の就職サイトで求人票を探します。気になる企業を見つけると、先生と相談しながら応募を検討していくという流れがあります。
流れを整理すると、「キャリアセンター→学校の就職サイト→生徒が探す→先生と相談」となります。学生が求人と出会う場所も、応募を決めるまでの相談も、学校の中にあるということです。
大卒向けの媒体に情報を掲載しても、この「学校の就職サイトから探す」「先生と相談する」という独自の導線には乗りにくくなります。
大卒向け媒体が「オーバースペック」になる理由
先ほどのご相談で、私が大卒向け媒体の利用をおすすめしなかった理由は2つあります。
1つ目は、費用対効果の問題です。媒体で応募を集めるにはエントリー機能が必要ですが、その費用を含めると、専門学校からの採用という目的においてはオーバースペックになります。
2つ目は、検索機能の仕組みです。大卒向け媒体の勤務地検索は、住所ベースで作られています。
一方で、専門学校生が企業を探す際、「地元から通える」かどうかという視点を持つことがあります。住所ベースの検索では、こうした探し方に強くありません。
大卒向け媒体へ費用をかけるよりも、
求人票から飛べる自社採用ページの整備に工数を割くべきです。
学校側が「媒体の利用」を聞く理由
学校が「媒体を使っているか」を聞くのは、専門学校採用の受け入れ実績がある企業かどうかを確かめる意味合いもあります。媒体を使っているかどうかは、ひとつの確認事項に過ぎません。
明日からできる、採用ページへの誘導手順
では、具体的にどう動けばよいのでしょうか。媒体費用をかけずに自社の情報を届ける手順をお伝えします。
この仕組みを機能させるためには、求人票から飛んできた先の「自社の採用ページ」が整っていることが前提となります。まずは自社の採用ホームページを見直し、専門学校生が知りたい情報が載っているかを確認してみてください。
限られた予算と工数をどこに使うか。私は、大卒向け媒体に高い費用を払うより、求人票から飛べる自社の採用ページを整えることに割くほうが筋がいいと考えています。
人事として16年、大型の大量採用を現場でやってきたノウハウと、コンサルタントとして3年間お客様の中に入り込んできた知見からお話ししました。
Web制作会社や広告会社の視点ではなく、人事目線で「採用を起点としたサービス」を作れることが私たちの強みです。現在、採用ホームページの提供にとどまらず、応募者との連絡をスムーズにする「応募LINE連動システム(仮称)」や、採用を主体としたSNS自動投稿の仕組みについても、開発・検討を進めています。現場の課題に寄り添いながら、御社の採用活動に伴走したいと考えています。
いまの採用サイトの現在地を確かめたい方へ。1分の無料診断では、8つの質問に答えるだけで、いまの採用サイトの状態をその場でスコア表示します。30分の個別相談では、実際のサイトを見たうえで、何から直すべきかを率直にお伝えします。私たちの「採用ホームページ.jp」は、初期費用0円・月額29,000円(税別・スタータープラン)からです。契約期間は1年(自動更新)です。途中で解約する場合は、残りの月数分の月額の50%をいただきます(詳しくは特定商取引法に基づく表記)。公開後の簡易更新(お知らせの追加や、既存の文章の差し替え)は月1回まで無料で、超過は1回5,000円(税別)、更新箇所は限定です。年1回のフルモデルチェンジまで月額に含みます。営業の押し売りはしません。公式LINEの友だち追加で、求職者255人調査「生成AI利用と応募行動」のレポートPDFをお送りしています(LINEで受け取る)。
